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ワークスタイルの多様化に伴って、「場所や時間に制約されずに働けるワークプレイス」が必要とされています。
社内制度、規則・規程類の策定や業務プロセスの見直しを行って、導入後も多様な利用者のサポートや利用環境を含めた改善を継続的に行うことで、「快適なエンプロイー・エクスペリエンスを提供。」あわせて、業務を効率化して導入前より「生産性を向上させる」ことが企業の成長に欠かせません。
IT部門では、ISO/ICE 20000などのITサービスマネジメントに関するフレームワークや国際規格を参考にして、効率化の問題を技術とプロセスの自動化で解決してきました。
ポイント例
- 自動化されたプロセスやワークフロー
- セルフサービスの重視
- メトリクス主導による可視性とインサイトをオペレーションと
カスタマーエクスペリエンスへ - サービス管理にテクノロジーを適用
ManageEngineが提供する ServiceDesk Plus Cloud のようなサービスデスクツールを利用することで、利用者 – サービスデスクチーム – ITチーム(情シス部門など)間を「ワークスタイル/ワークプレイスに関係なく効果的に繋ぐ」かつ「上記ポイントの利点を最大限に享受する」ことが可能です。
さらに、ManageEngineが提供する ServiceDesk Plus CloudはITSMのためのクラウドサービスです。
- 利用者 – サービスデスクを繋ぐリクエストの管理、セルフサービスとしてナレッジの提供
- さらにサービスデスク – ITチームを繋いで問題管理、変更管理
…などを実現することができます。
利用者とサービスデスクチームをつなぐ
ウェブやメール、チャットによる利用者からのインシデント報告やサービス要求、問い合わせに対応して、利用者が業務を円滑に行えるようにします。
サービスデスクチームとITチームをつなぐ
Zoho Connect、Slackのような社内SNSサービスを使用し、ITチーム(グループ)のフィード、チャンネルに調査依頼や意見を投稿して、チームで意見交換して問題解決を促進します。
調査が必要な場合は、ManageEngine ServiceDesk Plus Cloudへログインして、過去の問い合わせ履歴、資産・構成情報、ナレッジの確認、CMDBに蓄積されているデータからレポートを作成して分析します。
■Zohoが提供するZoho Connectとは
人々が集まって、チームコラボレーションを行うためのクラウドサービスです。フィード(ビジネス向けSNS)、チャット、掲示板、カレンダー、タスク、ファイル、マニュアルなど、共同作業を手助けする機能が豊富にあります。
ITチームとシステムをつなぐ
ここでは、例としてManageEngine ServiceDesk Plus Cloud(サービスデスクツール)、Zoho Connect(社内SNS)、Zoho Cliq(チャットボット)を使用して、それぞれのサービスを連携して処理を自動化する方法をご説明します。連携方法として、Webhook、REST API、チャットボットがあり、以下は使用例になります。
■Zohoが提供するZoho Cliqとは
Zoho Cliqは、ボットによるタスク自動化の他、リアルタイムチャット、グループチャット、ファイル共有、音声通話、ビデオ通話を行うことができるコミュニケーションツールです。
サービスデスクツールから社内SNSへ
サービスデスクチームが、利用者から届いた問い合わせ(チケット)を社内SNSで相談などしたい場合、
- 通常利用しているサービスデスクツール(ServiceDesk Plus Cloud)のWebhook機能を使用して、予め設定しておいたイベントが発生した時に社内SNS(Zoho Connect)のURLを呼び出し
- 社内SNS(Zoho Connect)へリクエストをフィードとして投稿。
社内SNSからサービスデスクツールへ
ITチームが意見交換した後に、その内容を ServiceDesk Plus Cloud に記録したい場合、
- Zoho Connectの画面から連携用に作成したチャットボットを表示
- 対話しながら必要な情報を入力
- Zoho Cliqが自動でREST APIを呼び出し、ServiceDesk Plus Cloud のリクエストにメモを追加(予め設定が必要です)
チャットボットは、Zoho Cliqの機能になります。
チャットアプリ開発プラットフォーム
Zoho Cliqでは、作業を自動化する内部ツールを作成するためのプラットフォームを提供します。
開発には、Deluge: Data Enriched Language for Universal Grid Environment(構文のオンラインスクリプト言語)を利用します。
Delugeスクリプトビルダーは、ドラッグ&ドロップの操作性で、構文や関数を覚える必要がありません。
Zoho Cliqで実行するアクションについては、対応するDeluge関数が実行されます。
物理的なオフィスとは異なり、ネットワークでつながるサイバースペースにあるワークプレイスでは、一緒に働く人たちの様子がわからず、疎外感を感じることがあるかもしれません。何か困ったときに助けてくれるチーム、それを支援してくれるチーム。更にエンタープライズソーシャルツールを活用して協働、共創することで、ストレスなく生産的に働く。エンプロイー・エクスペリエンスを向上して、サステナブルな成長を目指すために、今回取り上げたサービスを是非ご検討ください。
Zoho Connect
連携 > Incoming Webhookの設定ページからWeb通知のURLを生成します。
ManageEngine ServiceDesk Plus Cloud
1. Zoho Connect連携用Webhookを作成します。
管理 > 自動化 > カスタムアクション > Webhooks
【URL】 (Zoho Connectで生成したWeb通知のURLを設定)
【メソッド】 POST
【ヘッダー】 Content-Type
application/x-www-form-urlencoded
【パラメーター】 payload
{“message”:”${subject}”,”title”:”リクエストID: ${display_id}”}}
この例では、リクエストの件名とIDを投稿します。
2. 管理 > 自動化 -> トリガー
作成したWebhookの実行条件を設定します。
Zoho Cliq
ServiceDesk Plus CloudのREST APIを呼び出して、リクエストにメモを追加するチャットボットを作成します。
連携 > ボット
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ServiceDesk Plus Cloudについて詳しく知りたい、一度使ってみたいという方は、こちらのページをご覧ください。
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